箸の動かし方を、遊びで練習する

箸でスポンジをはさみ、別の器へ移して遊ぶ子どもと大人。

手の大きさに合う箸を選びます。反対の手で下の箸を支え、3本の指で上の箸だけを動かします。できたら、スポンジをはさんで別の器へ移す遊びに進みます。

箸は、はじめから正しく持てる子は少なく、手全体で握ったり、箸が交差したりします。箸の動かし方が育つのは、4〜5歳過ぎごろです。いろいろな物をはさむ経験を重ねて、少しずつ上手になります1。

練習は、遊びの中に取り入れます。下の箸を支えて、上の箸だけを動かすところから始めます1。

箸の練習の3つの段階1

支える

  • 反対の手で、下の箸を支える

動かす

  • 3本の指で、上の箸だけを動かす
  • 難しいときは大人が下の箸を支える

はさむ

  • スポンジをはさんで、別の器へ移す

日本の研究班の「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド」(2022年)のQ&Aより。

用意するもの

試し方

  1. 始めるのは、スプーンやフォークを親指・人差し指・中指で持てるようになってから2
  2. 箸は、手首から中指の先までの長さより、2〜4cm長いものを選ぶ1
  3. 箸を持つのと反対の手で、下の箸を支える。支えたまま、動かさないようにする14

    箸を口に入れたまま、歩いたり走ったりさせないようにします

  4. 親指・人差し指・中指で、上の箸だけを上下に動かす。うまくいかないときは、大人が下の箸を支えて、上の箸の動きを教える1
  5. できるようになったら、器に入れたスポンジを箸ではさみ、別の器へ移して離す13

    硬い豆は使いません。5歳以下の子には、硬い豆を食べさせないよう呼びかけられています

  6. シールをはがして貼る、新聞紙をちぎる、洗濯ばさみではさむ、トングで遊ぶなど、指を使う遊びも取り入れる1

止める・変える目安

合わないときは

試したことを記録する

気をつけること

関連する困りごと

出典

  1. 厚生労働行政推進調査事業費補助金「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援に向けた効果的な展開のための研究」班. 幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド【確定版】. 令和3年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金 研究班(国立保健医療科学院が掲載), 2022-03. p.79(PDF 82枚目)Q11

  2. 厚生労働行政推進調査事業費補助金「幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援に向けた効果的な展開のための研究」班. 幼児期の健やかな発育のための栄養・食生活支援ガイド【確定版】. 令和3年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金 研究班(国立保健医療科学院が掲載), 2022-03. p.20(PDF 24枚目)コラム、資料1(PDF 71枚目)、p.79(PDF 82枚目)Q11

  3. 子ども安全メール Vol.617 節分は窒息・誤嚥に注意! 硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!. 消費者庁. 本文

  4. こどもを事故から守る!事故防止ハンドブック(令和8年3月版). こども家庭庁 成育局安全対策課, 2026-03. p.12「歯磨き中に歯ブラシでの喉突きなどの事故」注意ポイント4

    子供の歯磨き中の喉突き事故などに気を付けましょう!-6歳以下の子供の事故が多数発生しています-. 消費者庁・独立行政法人国民生活センター, 2017-02-15. p.1(4)、p.3 ④