予定が変わることは、落ち着いているときに伝える

1回 1〜5分

ソファで落ち着いている子どもに、大人が向き合って穏やかに話している

泣いている最中ではなく、落ち着いているときに伝えます。「今日は公園はなし。代わりに図書館に行くよ」と、なくなることと代わりを一緒に言います。理由と、今日だけかずっとかも短く添えます。

予定が変わることは、子どもが落ち着いているときに伝えます。取り乱しているときに話しても、うまく伝わりません。理由を短く伝え、今日だけか、これからずっとかを言い、子どもの心配を聞きます1。

いつのことかは、時刻より「お昼のあと」のような区切りで伝えます。予定がずれても、崩れにくくなります2。絵の予定表を使っているなら、変わるところのカードを差し替えて一緒に見ます。目でも確かめられます3。がっかりしているときは、「残念だね、どうしようか」と一緒に次を考えます4。乗り切れたら、具体的にほめます5。

前もって知らせるのが向いているのは、先が読めないことが不安のもとのときです。楽しみにしていたことがなくなる場面では、伝え方を工夫しても、それだけでは泣くのが減らないこともあります6。

変わることを伝えるタイミング1

泣いているとき

  • 変わる話は持ち込まない

落ち着いているとき

  • 理由を一言で
  • 今日だけか、これからずっとか
  • 心配を聞く

アメリカの公的機関(疾病予防管理センター)の、幼児の保護者向けの情報より。

試し方

  1. 変わることがわかったら、子どもが落ち着いているときに話す。泣いている最中には持ち込まない1
  2. 「今日は公園はなし。代わりに図書館に行くよ」と、なくなることと代わりにすることを一緒に言う34

    代わりが決まっていないときは、「残念だね、どうしようか」と一緒に考えます

  3. 理由を一言で伝え、「今日だけ」か「これからずっと」かを言う1
  4. 子どもの心配を聞く1
  5. いつのことかは、「3時に」より「お昼のあと」のような生活の区切りで伝える2
  6. 絵の予定表を使っているなら、変わるところのカードを差し替えて、一緒に見る3
  7. 変わっても次に進めたら、「ちがうお店でも選べたね」と具体的にほめる5

止める・変える目安

合わないときは

試したことを記録する

気をつけること

使えるツール

関連する困りごと

出典

  1. Essentials for Parenting Toddlers and Preschoolers: Structure and Rules. Centers for Disease Control and Prevention(米国疾病予防管理センター), 2026-04-30. 「Key points」、見出し「Communicate changes effectively」

  2. How to help your autistic child cope with change. Raising Children Network(オーストラリアの子育て情報サイト), 2025-12-02. 見出し「Timetables and visual schedules」

  3. Using Visuals to Support Children in the Early Learning Environment. National Center for Pyramid Model Innovations(米国教育省 特殊教育プログラム局の資金による), 2025-06-04. p.2「Visual Schedules」「How to Create a Visual Schedule」、p.3「Changes to the Schedule」

    Visual schedules & supports: autism. Raising Children Network(オーストラリアの子育て情報サイト), 2026-01-30. 「What are … used for?」の節

  4. Brogle, B.、Jiron, A.、Giacomini, J.. How to Plan Activities to Reduce Challenging Behavior. National Center for Pyramid Model Innovations(Backpack Connection Series。TACSEI 作成、米国教育省 特殊教育プログラム局の資金による), 2018-01. 「Practice at School」

  5. How to help your autistic child cope with change. Raising Children Network(オーストラリアの子育て情報サイト), 2025-12-02. 見出し「Reward flexibility」

  6. Brewer, A. T.、Strickland-Cohen, K.、Dotson, W.、Williams, D. C.. Advance Notice for Transition-Related Problem Behavior: Practice Guidelines. Behavior Analysis in Practice, 7(2), 117–125, 2014. Key points(末尾の箇条)、「When Advance Notice is Recommended / Not Recommended」