お医者さんごっこで、流れを知っておく

子どもがおもちゃの聴診器で、ぬいぐるみを診察している

受診の前に、ぬいぐるみを患者にして「受付→待つ→もしもし→ちくっ→おしまい」と遊びます。子どもにお医者さん役もしてもらい、当日に使う短いことばをそのまま使います。歯医者さんごっこは、口を開けて歯を数えるだけにします。

予防接種の前の準備として、絵本を読む、病院へ行くごっこ遊びをする、といった方法があります1。何が起きるかを前もって知っておくと、処置の前のこわさが下がったという小さな研究もあります4。

ごっこ遊びでは、当日に使うことばをそのまま使います。「痛くないよ」と約束するより、「ちくっ」「おしまい」のような短いことばのほうが、うそになりません2。歯医者さんごっこは、口を開けて見せるところまでで十分です3。

ただ、準備や説明で、注射の痛みそのものが減るとまではいえません5。お子さんの様子を見ながら、楽しめる範囲で試してみてください。

用意するもの

試し方

  1. ぬいぐるみを患者にして、「受付→待つ→もしもし→ちくっ→おしまい」の順に遊ぶ1
  2. 子どもにもお医者さん役をしてもらい、大人が患者になる
  3. 「ちくっとするよ」「おしまい」など、当日も使う短いことばで遊ぶ。「痛くないよ」とは言わない2
  4. 歯医者さんごっこは、口を「あーん」と開けて、歯を数えるだけにする3

    歯医者さんでも、口を開けて見てもらうだけで、よい練習になるとされています。

  5. 病院や予防接種の絵本を一緒に読んだり、絵を描いたりする1

止める・変える目安

合わないときは

試したことを記録する

気をつけること

関連するあそび

関連する困りごと

出典

  1. Preparing kids for vaccination & helping with needle phobia. Raising Children Network(オーストラリアの子育て情報サイト), 2026-07-24. 「How to prepare babies, toddlers, preschoolers and children for vaccination」

  2. World Health Organization. Reducing pain at the time of vaccination: WHO position paper – September 2015. Weekly Epidemiological Record, 90(39), 505–516, 2015-09-25. 1. General measures (i)(p.507)

    Taddio, A.、McMurtry, C. M.、Shah, V.、ほか、HELPinKids&Adults. Reducing pain during vaccine injections: clinical practice guideline. CMAJ, 187(13), 975–982, 2015. Table 1(Using reassurance)

  3. Children's teeth. NHS(英国国民保健サービス), 2025-06-30. 本文(歯科に連れて行く時期の記述)

  4. Taddio, A.、McMurtry, C. M.、Shah, V.、ほか、HELPinKids&Adults. Reducing pain during vaccine injections: clinical practice guideline. CMAJ, 187(13), 975–982, 2015. Process interventions の節

  5. Birnie, K. A.、Noel, M.、Chambers, C. T.、Uman, L. S.、Parker, J. A.. Psychological interventions for needle-related procedural pain and distress in children and adolescents. Cochrane Database of Systematic Reviews, 2018(10), CD005179, 2018. 抄録「Main results」