料理や栽培に、子どもも関わる
1回 10〜30分

野菜を洗う、ちぎる、混ぜる、盛り付けるなど、子どもができることを一緒にします。食べ物に触れる機会が増えます。
自分で洗ったり混ぜたりした料理には、興味がわきやすいものです。幼児期は、育てたり料理したりする中で、食べ物に触れはじめる時期とされています1。保育の現場でも、自分が関わった野菜なら食べてみようとする子がいる、と紹介されています2。6〜10歳の実験では、料理を手伝った子のほうがサラダを多く食べた、という報告もあります4。
用意するもの
- 子どもが扱える食材と道具(包丁や火は大人が担当)
試し方
- 食材を選ぶ、育てる、料理するなど、子どもができることに関わってもらう3
- 洗う、ちぎる、混ぜる、盛り付けるなど、年齢に合った手伝いから始める
- できた料理は、食べるよう促さずに食卓に並べる
止める・変える目安
- 手伝いが負担になっていたり、触るのを強く嫌がったりするときは、見ているだけでもよいことにする
合わないときは
- プランターでミニトマトやハーブを育てて、食べ物を見る・触ることから始める
気をつけること
- 料理の手伝いの研究は、主に小学生や学校での取り組みが対象です。幼児が家で手伝ったときの効果は、まだよくわかっていません
- 刃物や火を使う作業は大人がして、子どもは安全な作業を担当します
関連するあそび

お手伝い遊び
洗濯物をかごに入れる、靴下の対を探す、コップを食卓に運ぶなど、家のことを遊びのように一緒にする遊びです。
関連する困りごと
出典
楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~. 厚生労働省(食を通じた子どもの健全育成のあり方に関する検討会), 2004-02. p.15「4 発育・発達過程に応じて育てたい“食べる力”」2)幼児期
鈴木美枝子、近藤洋子、仁藤喜久子、衞藤久美. 保育・幼児教育の場における困りごとの分析結果に基づく幼児の栄養・食生活の困りごとQ&A(案)の作成. 令和2年度 厚生労働行政推進調査事業費補助金 分担研究報告書, 2021. p.73 Q①
Muth, N. D.. How do I help my picky eater try more healthy foods?. American Academy of Pediatrics(HealthyChildren.org), 2024-06-21. 本文の基本方針
van der Horst, K.、Ferrage, A.、Rytz, A.. Involving children in meal preparation. Effects on food intake. Appetite, 79, 18–24, 2014. Abstract