いすと机の高さを、体に合わせる
研究で検討された方法

足の裏が床か足台につくようにします。ひざと腰はほぼ直角、机の面はひじの高さに合わせます。
大人用の食卓で書いたり切ったりすると、足が床に届かず、机も高すぎることがよくあります。6〜7歳の子どもの研究では、体に合わせた机といすの子のほうが、手の中で物を扱うテストの点が高くなりました1。差は、難しい課題でより大きくなっていました2。
小さな研究で、字を書く力そのものを測ったわけではありません。それでも足台やクッションで合わせられるので、細かい作業のときに試しやすい工夫です。
体に合わせた机といす
- 足の裏が床につく
- ひざと腰がほぼ直角
- 机の面がひじの高さ
大きすぎる机といす
- 体より大きい、ふつうの教室の机といす
6〜7歳の40人の研究より。体に合わせた机といすの子のほうが、手の中で物を扱うテストの点が高くなりました。差は、難しい課題で大きくなりました。
用意するもの
- 足台(ぐらつかない箱など)
- 座面に敷くクッション
試し方
- 足の裏が床につくようにする。届かないときは、ぐらつかない足台を置く1
- ひざと腰がほぼ直角になるように、いすの高さを合わせる。座面にクッションを置いてもよい1
- 机の面が、ひじの高さくらいに来るようにする1
- 書く・切るなど、細かい作業のときにとくに確かめる2
止める・変える目安
- 座りにくそうにしたり、痛がったりするときは、元に戻して別の合わせ方を考える
合わないときは
- 手を使う遊びを、短い時間で楽しむ
- 書く量を少なくして、短く区切る
- 学校の机といすが合っていないように見えるときは、先生に相談する
気をつけること
- 研究は6〜7歳の小さなものです。3〜5歳では確かめられていません
- 研究で測ったのは、手の中で小さな物を扱う力です。字を書く力やはさみを使う力ではありません
関連するあそび

工作(切る・貼る・折る)
紙を切ったり、貼ったり、折ったりして作ったものを、飾ったり遊びに使ったりする遊びです。
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出典
Smith-Zuzovsky, N.、Exner, C. E.. The effect of seated positioning quality on typical 6- and 7-year-old children's object manipulation skills. American Journal of Occupational Therapy, 58(4), 380–388, 2004. 抄録
Smith-Zuzovsky, N.、Exner, C. E.. The effect of seated positioning quality on typical 6- and 7-year-old children's object manipulation skills. American Journal of Occupational Therapy, 58(4), 380–388, 2004. 抄録