ルールは1つから、短く待ちの少ない遊びで

床で、子どもと大人が交代でボールを転がし合っている

鬼ごっこなら「タッチされたら鬼」だけ。すごろくならマスを減らします。楽しめたら少しずつルールを足し、難しすぎたら戻します。

ルールのある遊びは、はじめから決まった形で遊ばなくてかまいません。6〜7歳ごろまでは、決まった形のルールはまだ難しい時期です。一人ずつ番が回る簡単な遊びにして、待つ時間を短くすることが勧められています1。簡単なボードゲームやカードゲームは、ルールを守る練習によく挙げられる遊びです5。

ルールをわかっていても、時間がかかると嫌になってしまうこともあります3。ルールを1つにして短く遊び、楽しめていたら少しずつ足していきます。3〜5歳の子は、ルールを覚えるのに大人の支えがたくさん要ります。慣れてきたら、支えを減らしていきます2。園では、5歳ごろの子どもたちが、年下の子のために「特別ルール」を作るようになる姿も紹介されています4。

子育ての情報や保育の指針で勧められている工夫で、効果を研究で確かめたものではありません。

やさしい版の作り方124

ルール

  • 一人ずつ番が回る簡単な遊びから
  • 難しすぎず、手ごたえのあるものに

長さ

  • 待つ時間を短く
  • 年齢に合わせてやり方を変える

人数

  • 少人数で
  • 番がすぐ回る
  • 年下の子には特別ルール

オーストラリアの子育て情報サイト、アメリカのハーバード大学の活動ガイド、保育所保育指針解説より。

用意するもの

試し方

  1. ルールを1つにしぼって始める。鬼ごっこは「タッチされたら鬼」、かるたは「読んだ札を取る」だけ12
  2. 1回を短くする。すごろくはマスを、かるたは札を減らし、鬼ごっこは場所をせまくする13

    「もっと遊びたい」くらいで「あと1回」にして終えると、次も始めやすくなります

  3. 少人数で遊んで、番がすぐ回ってくるようにする1
  4. 楽しめていたら、少し手ごたえのあるルールを足す。難しすぎたら元に戻す2
  5. 年下の子や、まだ難しい子が入るときは、「特別ルール」をみんなで決める。小さい子は2回タッチされたら鬼、など4

止める・変える目安

合わないときは

試したことを記録する

気をつけること

関連するあそび

関連する困りごと

出典

  1. Playing fair: tips for kids & parents. Raising Children Network(オーストラリアの子育て情報サイト), 2026-07-24. 節「How to help children with playing fair: tips」、competition checklist の「Modify the game」

  2. Enhancing and Practicing Executive Function Skills with Children from Infancy to Adolescence. Center on the Developing Child, Harvard University(米国ハーバード大学). 「Executive Function Activities for 3- to 5-year-olds」(印刷 p.6〜7)、「… for 5- to 7-year-olds」(印刷 p.8〜9)

  3. 保育所保育指針解説. 厚生労働省, 2018-02. 印刷 p.234(3歳以上児・人間関係の内容の取扱い⑤)

  4. 保育所保育指針解説. 厚生労働省, 2018-02. 印刷 p.81〜82(第1章4(2)エ 道徳性・規範意識の芽生え)

  5. CDC's Developmental Milestones. Centers for Disease Control and Prevention(米国疾病予防管理センター), 2026-02-17. 5歳のページ(Tips の節)

    Preschool games & preschooler play ideas. Raising Children Network(オーストラリアの子育て情報サイト). 遊びの種類の一覧(簡単なボードゲーム)