「とまる・うごく」遊びで練習する

居間で、子どもが片足を上げたままぴたりと止まり、大人が笑っている

合図で動いて、合図で止まるだけの短い遊びから始めます。慣れたら合図を増やしたり、意味を逆にしたりします。子どもに合図役も任せます。

鬼ごっこやだるまさんがころんだでは、合図に合わせて体を止める場面がよく出てきます。4歳ごろには、興奮しているときに止まって待つことを、遊びで練習するよう勧められています。音楽が止まったら止まるフリーズダンスなどです1。3〜5歳の子には、止まるときの形を見せるなどの支えが要ります2。

アメリカの園で、色の合図で動いたり止まったりする遊びを、8週間続けた研究があります。合図は少しずつ難しくしていきました3。ただ、行動を自分で整える力を測る課題では、くらべた子たちとのはっきりした差は出ませんでした4。落ち着きが育つと約束できる遊びではありません。合図で止まる動きを、楽しく練習する機会として取り入れてみてください。

少しずつ難しくする23

はじめ

  • 合図は1つ
  • 止まる形を見せる

慣れたら

  • 合図を増やす
  • 合図の意味を逆にする

さらに

  • 子どもが合図役

アメリカの園での研究と、アメリカのハーバード大学の活動ガイドより。

用意するもの

試し方

  1. 合図で動いて、合図で止まるだけの短い遊びから始める。音楽が止まったら止まる、「だるまさんがころんだ」など12
  2. 止まるときの形を、先に大人がやって見せる。絵で見せてもよい2
  3. 慣れたら、合図を増やしたり、意味を逆にしたりする。「赤で動いて、緑で止まる」など3
  4. 子どもと合図役を交代する3
  5. 止まれずに動いてしまっても外さず、次の回もまた続ける

止める・変える目安

合わないときは

試したことを記録する

気をつけること

関連するあそび

関連する困りごと

出典

  1. CDC's Developmental Milestones. Centers for Disease Control and Prevention(米国疾病予防管理センター), 2026-02-17. 4歳のページ(More Parenting Tips and Activities)

  2. Enhancing and Practicing Executive Function Skills with Children from Infancy to Adolescence. Center on the Developing Child, Harvard University(米国ハーバード大学). 「Executive Function Activities for 3- to 5-year-olds」(印刷 p.6〜7)、「… for 5- to 7-year-olds」(印刷 p.8〜9)

  3. McClelland, M. M.、Tominey, S. L.、Schmitt, S. A.、ほか. Red Light, Purple Light! Results of an Intervention to Promote School Readiness for Children From Low-Income Backgrounds. Frontiers in Psychology, 10, 2365, 2019. 本文(介入の内容の説明)

  4. McClelland, M. M.、Tominey, S. L.、Schmitt, S. A.、ほか. Red Light, Purple Light! Results of an Intervention to Promote School Readiness for Children From Low-Income Backgrounds. Frontiers in Psychology, 10, 2365, 2019. 本文(結果と、研究の限界の説明)

    Tominey, S. L.、McClelland, M. M.. Red Light, Purple Light: Findings From a Randomized Trial Using Circle Time Games to Improve Behavioral Self-Regulation in Preschool. Early Education and Development, 22(3), 489–519, 2011. 抄録